ズッキーニは葉がいのち！

ズッキーニを育てると、その葉の大きさにびっくりします。

はじめはカボチャの小さい感じで、キュウリのようです。

しかし、暫く経つと、とんでもない大きさになり、人の顔の大きさどころか、胴体よりも幅が出てきたりします。

これほど葉が大きい野菜は他にないでしょう。

特に夏やさいで一番の大きさを誇ると思います。

ところで、ズッキーニの調子は葉を見れば全てわかります。また、実がどれくらい大きくなるかも、葉の大きさを見ればわかります。

病気にかかると、葉の色がおかしくなったり、水が足りない、高温すぎると、黄色くなって縮れていったりと、葉を見ていると、いつまで収穫できるのかわかります。

逆に、最初の頃の小さいはは何だったんだろうか？というほどに大きくなります。

そのため、苗を買うよりも、種から地面に蒔いたほうが最初の葉がストレスなく大きくなりますので、効率的です。

古い苗には特に気をつけてください。もう、最初の頃の葉が栄養不足になって黄色くなって枯れていることがあります。

また、そういう葉を取り除いて売られていることもあります。

できれば、種から、苗ならば、ほんとうは本葉が２，３枚以内で植えたいところです。しかし、売られている苗は本葉が６枚以上、下手をすると売れ残りは２０枚くらい葉がでていることもあります。

健康なズッキーニの葉の様子

これは見るからに元気なズッキーニの株です。

病気のズッキーニの葉

病気になると、おそらく、ウィルス病だと思われますが、葉がおかしくなります。

斑点状に色が薄くなったりしたら要注意です。何が？

一度病気になると、もう、綺麗な大きい実がならないからです。凸凹して、変形した実が小さいままになってしまいます。つまりは、ほとんどダメなので、抜いて他の株に場所を分け与えたほうがいいでしょう。