ズッキーニの苗の植え方
ズッキーニの苗の植え方
ズッキーニの苗を買う、苗の選び方
最近では、夏野菜の苗の中にズッキーニの苗がほとんど見られるようになりました。
そうはいっても、一種類くらいですが、普通にスーパーなどで並んでいるズッキーニは一番有名な、緑の濃い、棒状の1種類が多いので、これを買えば、だいたいお店と同じズッキーニが手に入るでしょう。
苗の選び方は、大きいほうがいいといいますが、それはその売られている苗の中で一番平均的なものを選ぶのがベストです。
大きすぎても、小さすぎても何か問題があるかもしれません。小さいものは根がちゃんと伸びれない原因があったか、大きすぎるものは根が鉢のそこから伸び出して、傷んでいるかもしれません。
普通はウリ科の植物は、早いうちに植えたほうが、その後の成長がよくなります。成長がよくて悪いことはありませんので、ほんとうは若い苗を選ぶべきです。
売られているものは、いつから店先に並んでいるか、どれくらい、この狭い育苗ポッドで環境の悪いお店で置かれているか?を考えて新鮮で元気な苗を買うといいと思います。
ズッキーニの苗の植え方
|
元気で新鮮な苗を手に入れます。
大きくて花が開花しているものはあまりオススメできません。
小さい方がいいです。
|
|
地面に植える場合ですが、苗を植える前に土をつくっておきます。
20cmくらいの深さに耕して、有機肥料や堆肥などを混ぜておきます。
かなりの広い範囲に伸びますので広く肥料を混ぜておきます。畝などがある場合には、その中を伸びていくようにすれば、根は栄養のあるところを伸びながら成長していきます。
プランターの場合には、市販の培養土の場合は元肥入りというものを選ぶ場合でも、堆肥などの緩やかに効く肥料を追加で混ぜてやるといいかもしれません。量が多すぎてもよくありませんので、経験に応じて加減していってください。
元肥が入っていないものの場合は、かなりの元肥を入れることになると思います。
|
|
植え穴を掘ります。
大きさは育苗ポッドと同じくらいの深さ、大きさです。
手で簡単に掘るくらいで大丈夫です。
|
|
育苗ポッドからズッキーニの苗を取り出します。
手で茎を挟んで、苗を逆さまにして育苗ポッドの底の穴を軽く押してやれば、苗が根鉢ごとすっと落ちてきます。
たくさんの根が張っていると思います。多くの根が張っているものが正常な元気な状態です。土が崩れてしまうほど根がはっていない苗はあまり成長していないと言えます。
こういう苗の場合には、その後の環境をよくしてなるべく元気育つように気を使ってやるようにします。
|
|
|
|
植え穴に苗を入れて、土をかぶせていきます。
土は苗の土の上に少しかぶるくらいにします。
あまり深く植えこみ過ぎないことが大事です。
土をかぶせたら、両手で軽く地面を押して、苗の根が地面へ伸びていくように密着させます。
|
|
苗を植え終わったら、ジョウロで水を与えます。
与える量は1L以上は与えるようにします。
こうしておくと、天候にもよりますが、3日くらいは水を与えずに枯れないですみます。
様子を見ながら、枯らさないように水やりを行なってください。1週間くらいで活着してくるようになると、水やりが少なくてすみます。
|
|
少し成長しました。
まだ、ズッキーニの苗を植える時期は4月頃なのでまだ気温が低いため、成長もゆっくりです。
この大きさのものですと、だいぶじわじわと成長していく感じになりますが、ある程度の大きさになると、爆発的に成長を始めます。
|
|
急にしっかりとしてきました。
素晴らしい成長です。葉の形もかぼちゃとは違う切れ込みのある葉をしています。キュウリの葉とも違う形です。
この頃はかなり気温が上がって、日照もだいぶよくなっていますので、グングンと成長します。
1週間見逃すと、元の大きさがわからなくなるくらい成長しています。
見逃さないように観察をしていきましょう。
|
|
ほぼ、成長が成熟期に入ったという感じです。
まだまだ、大きくなりますが、ここで雌花が出ています。
この頃から収穫して、ズッキーニを食べられるようになります。この頃まで急激な成長が始まってから1週間程度です。
もはや、気温もあがり誰にとめることができないくらいにどんどんと成長していきます。
また、このサイズにしっかりと素早く成長したため、大きい雌花がついていますが、失敗した場合は、このように雌花はつきません。
ここまでできれば、ズッキーニづくりはほぼ成功したといえるでしょう。 |
|
|